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鈴鹿回生病院

広報

病院で働く医薬品情報のプロ!? -くすりと健康情報局vol10

健康ひろば

鈴鹿回生病院には「医薬品情報室」という部署があり、そこには専属で働く薬剤師がいます。普段、患者さんの目に入ることは少ないですが、今回は安全な治療を裏側で支える薬剤師の業務についてご紹介します。

1:「薬の図書館」?医薬品情報(DI:Drug Information)室とは

厚生労働省や製薬会社から発信される、薬の副作用や飲み合わせなどの膨大な情報を収集・整理し、医師や看護師などに伝える業務を行っている場所です。薬に関する本や資料などがたくさん置いてあります。

2:病院内の「薬の相談窓口」

当院ではDI担当薬剤師専用のPHSがあり、医師を始めとする多職種からの問い合わせに迅速に対応しています。「医師が薬剤師に相談するの?」と驚かれるかもしれませんが、薬の世界はめまぐるしく変化しています。医療現場では、副作用や飲み合わせ、新しい使用方法など、専門的な確認が必要になる場面が数多くあります。

以下に相談事例をご紹介します。

①妊婦・授乳婦に対する薬の選択について

 慎重な判断が必要なのが、妊娠中や授乳中の方への処方です。薬が胎児や乳児に影響する可能性があるため、適切な情報源から安全な選択肢を医師へ提案します。

②症状の原因となる薬を特定しています

 異常な血液検査値や長引く下痢などの原因と考えられる薬を特定する依頼を受けます。

副作用の可能性のある薬を調べ、場合によっては代替となる薬を提案します。

3:薬の情報は日々更新されています

新たな副作用の報告や飲み合わせの注意、効能の追加など、薬に関する情報が毎日DI室に届きます。厚生労働省からの緊急通知や製薬会社からの安全に関する最新情報を確実に受け取り、病院内で共有しています。

4:おわりに 

薬は正しく使えば心強い味方ですが、1歩間違えばリスクにもなり得ます。

医薬品情報の専門家として、常に情報をアップデートし、患者さんに安心・安全な医療を提供できるように努めています。

 -筆者プロフィール-

 薬剤師: 葛西樹里

 医薬品情報(DI)を担当するとともに、患者支援センターや附属クリニックの業務を担当。

 仕事の傍ら、2児の母として育児に奮闘中。

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