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鈴鹿回生病院

当院の取り組み

救急医療
Emergency medical care
/ 災害医療
Disaster medical care

救急医療
救急医療

当院は鈴鹿・亀山地区における二次救急医療機関です。
多職種のチームで高いレベルの救急医療提供をめざしています。

救急医療

特に脳卒中は一刻も早い治療開始が必要です。24時間365日いつでも対応させていただきます。
患者様には安心して受診していただけるように常に努力はしておりますが、多数の重症患者さんの来院あるいは緊急手術等で診察までに長時間お待ちいただくことがあります。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

救急外来受診について

休診日や診療時間帯に関わらず、まずお問い合わせください。

TEL 059-375-1212(代表)

災害医療

当院は地域の基幹病院として医師会、行政機関と連携・協力して災害時の医療支援に貢献できる事を目指しています。また、大規模災害に備えるべく、災害対策に力を入れ日々取り組んでいます。

地域医療
Community medicine

地域医療

当院は、「地域医療支援病院」の承認を受けました。
地域の医療機関と積極的に連携・協力を図り、皆様が安心して暮らすことのできる地域づくりに、貢献してまいります。

チーム医療
Team medicine

チーム医療

医師、看護師、薬剤師、放射線科技師、臨床検査技師、臨床工学技師、受付事務員、医療ソーシャル・ケースワーカー、などさまざまなメディカルスタッフが連携し、それぞれの専門スキルを発揮し、入院中や外来通院中の患者さんの診療を支援し、生活の質の維持、向上をサポートします。

専門医療 specialized medicine

高度専門医療

専門分野に特化した医療センターを有して、地域医療を担う基幹病院として先進の医療を提供します。それぞれの医療センターでは、専任の医師やスタッフがチームを組んで入院・外来を問わずいつでも高度かつ専門的な治療に対応できる体制を整えています。

01. 脳卒中センター

脳卒中センター

脳卒中とは脳内出血、くも膜下出血や脳梗塞など、突然に発症する脳血管障害の総称です。脳卒中はわが国で死因の上位を占め続けているにもかかわらず、「治らない病気」という風潮がつい最近までありました。脳卒中はひとたび発症すると、手足や言葉に不自由を残し、寝たきり状態に陥ることも少なくありません。

また患者さん本人はもとよりご家族の苦労も大変なものがあります。しかし近年の医療機器の著しい進歩に伴う診断力と治療技術の向上により、脳卒中は超急性期での適切な治療により患者さんの予後を大幅に改善することがわかってきました。当センターでは脳神経外科医を中心に神経内科医、内科医、循環器内科医による総合的な診断に基づいて、早期に治療を開始し、24時間体制で急性期の脳卒中患者さんの治療にあたっています。

02. 脊椎・脊髄センター

脊椎・脊髄センター

脊椎・脊髄センターでは、脊椎(せぼね)や脊髄(脳から体につながる神経)さらには手足の末梢神経までの病気を治療する部門です。手や足のしびれや痛み、頚部や腰部の痛み(肩こりや腰痛)、手の細かい動きがしにくい、足が思うように動かなくて歩きにくい、などの症状を有する患者さんが対象になります。

頚椎症、後縦靱帯骨化症、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管挟窄症などの脊椎変性疾患や、脊髄神経の腫瘍、手根管症候群や上臀皮神経障害などの末梢神経の病気の治療を行います。脳神経外科、整形外科、神経内科、リハビリテーション科など、各科と連携して診療を進めます。痛みやしびれを抑えるお薬を処方したり、筋力をつけるリハビリなどから治療が始まります。痛みに対しては各種のブロック療法も行います。これらの治療で十分な効果が得られない場合は入院検査を行い、手術が必要かどうか判断します。当科の手術は、手術用顕微鏡や脊椎内視鏡を用いた低侵襲手術を主な治療手技として実施しており、術後の早期回復を目指しています。

てんかんセンター

てんかんとは、てんかん発作を慢性的に繰り返す脳の疾患で、神経疾患の中では比較的頻度の高い病気です。発症率は小児期と高齢期に高いですが、どの年代からでも発症する可能性があります。治療はまず薬物療法から開始され約7割の方は発作を抑制することができます。

ところが残りの約3割の方は薬物療法では十分に発作を抑制することができず 、「薬剤抵抗性てんかん」と呼ばれます。てんかんセンターではこの「薬剤抵抗性てんかん」の方々の治療を対象としております。その大きな役割のひとつに外科治療が存在します。てんかんの中には手術によって発作を抑えられる場合があり、その適応の見極めを行います。検査方法としては入院での長時間ビデオ脳波モニタリングを主体とし、MRI、核医学検査、神経心理検査など、多角的に検討を重ねて判断を行います。手術の他にも診断 や薬剤選択の見直し、さらには仕事・生活面での相談・支援などを行い、てんかん患者さんの生活の質のトータルでの向上を目指した取り組みを行っております。

04. 切断肢センター

切断肢センター

切断肢とは、不幸にも事故等で手や足を切り落とした状態の事を言います。手や足が切断された場合、その断端どうしを縫い合わせるだけでは、切断された組織には血液が行かずに壊死してしまいます。その場合、義手や義足を装着しなければならず、日常生活にも大きな影響をもたらします。

当センターでは機能と美容的な回復を主眼に置き、切断肢を再建するための総合的な治療を行っています。まず、切断された四肢を再接着するため、顕微鏡を使用したマイクロサージャリーという術式で血管・腱・筋肉・骨・神経などをつなぎ合わせる手術を行います。切断肢は術後のリハビリが特に重要なため、リハビリテーション科と連携して患者さんに合わせたプログラムを作成し、四肢の機能回復に努めています。

05. スポーツ医学センター

スポーツ医学センター

スポーツ医学センターでは、アスリートの競技力向上から一般の健康・体力増進のための運動まで、年齢やスポーツレベルに関係なくトレーニングを行うことができる施設です。スポーツドクターをはじめアスレチックトレーナー、理学療法士、健康運動指導士などが連携し、個々の体力や目標に応じた本格的なトレーニングメニューを作成し、運動指導を行っています。

また、競技団体や地方自治体などとも協力し、アスリートのメディカルチェックやアスレチックトレーナー派遣、各種運動教室なども行っています。スポーツに関する幅広いサポートを行っていますので、お気軽にご相談下さい。

06.腎臓センター

腎臓センター

一般的に腎臓は一度悪くなってしまうと回復しないため、食事療法や薬物療法を十分に行い、腎不全に至ってしまわないようにすることが治療の目標となります。しかし、それでも残念ながら腎臓が働きを失ってしまった場合には、血液透析・腹膜透析・腎移植という治療を行います。腎臓センターでは個々の患者さんに応じて、適切な治療選択ができるよう努めております。

07.睡眠時呼吸障害センター

最近、注目されている病気に睡眠時無呼吸症候群があります。睡眠中に呼吸が止まった状態(無呼吸)が継続的に繰り返され、その結果十分に睡眠がとれず、生活中の集中力や活力に欠け、居眠り運転などの事故を起こしやすくなるばかりでなく、不整脈、高血圧、心不全、糖尿病などの様々な合併症を引き起こしかねない危険な病気なのです。治療には大きく分けて①就寝時に鼻にマスクを着けて、機械(CPAP)から一定の圧力をかけた空気を送り込み、気道の閉塞を防ぐ治療法、②睡眠中に口腔内装具(マウスピース)を装着する方法③手術により狭くなった気道を広げる方法の3つがありあます。当センターでは睡眠時無呼吸症候群かどうかを正しく診断する終夜睡眠ポリグラフ検査を実施しております。いびきや睡眠不足でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

08.化学療法センター

化学療法センター

化学療法センターは、がん治療の一つである「クスリによる治療」を行う部門であり、外来化学療法室で主に点滴による治療を行います。
化学療法は、従来の抗がん剤だけでなく、抗体薬、分子標的薬など、最新の治療薬を取り入れています。

予防医療
Preventive medicine

予防医療

健診では疾病の早期発見はもとより、これから起こるかもしれない生活習慣病などのサインを見つけ(未病診断)、健康増進へとつなげます。そのために、常に医学の進歩、変化に柔軟に対応する、“進化し続ける健康管理センター”を目指します。また、健康寿命の延長を実現するため、生活習慣の問題点を探し、実現可能な生活改善方法を提案します。超高齢化社会における健康寿命の延長は、社会全体の大きな課題であり、予防医療に大きな使命感をもって取り組みます。

がん診療
Cancer treatment

がん診療

日本人死因の第一位はがんです。がん患者数は年々増加傾向にあります。
その中でも5大がん(肺がん、胃がん、肝がん、大腸がん、乳がん)をはじめとする多くのがんに対し、当院では次のような治療を行っております。
化学療法、免疫療法、手術、放射線治療(三重大学医学部附属病院と連携)などにより治療を行っています。治療にあたっては、チーム医療とし医師、看護師、薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカーが連携してサポートします。

ゲノム診療
臨床遺伝専門医 笠井 智佳

臨床遺伝専門医 笠井 智佳

がんゲノム医療とは、がんの原因となっている遺伝子を見つけ、最善の治療を考える個別化医療です。同じ臓器のがんでも、人によってがんの原因となった遺伝子の変化や性格が異なる可能性があります。当院においては、三重大学と連携し、適切な検査や治療方法についてご提案致します。遺伝情報は、家族間で共有されることがあり、がんのみならず、遺伝性疾患における遺伝カウンセリングも臨床遺伝専門医がご相談に応じます。

主な疾患

遺伝性腫瘍等

がん相談支援

  • がんのゲノムパネル検査関連
    保険診療でのパネル検査が可能か、自由診療でのパネル検査の適応となるのか等をご相談の上、必要に応じてがんゲノム医療拠点病院である三重大学への橋渡しを致します。
  • 遺伝性腫瘍症候群(遺伝性乳がん卵巣がん症候群など)
    ご本人とご家族の病歴を詳しく伺い、遺伝性のがんである可能性について検討の上、遺伝学的検査に関する情報を提供し、検査をご希望される場合には検査を実施します。遺伝学的検査は保険診療と自由診療に分かれるため、適応条件についてもご説明します。遺伝性のがんであることがわかった場合には、今後の健診方法などを臨床遺伝専門医からご説明します。
がん診療連携病院

平成19年4月「がん対策基本法」の理念に基づき、全国どこでも質の高いがん専門治療が受けられるよう都道府県に「がん診療拠点病院」を整備されました。さらに二次保険医療圏(二次医療圏とは特殊な医療や専門性の高い救急医療を除いて、県民が必要とする入院に係る医療提供体制の整備を図るために、市町を超えて設定する地域の範囲です。)毎に「がん診療連携推進病院」を配置しました。
近年の増加するがん疾病に対しさらなるがん医療提供体制および病診連携の充実をはかれる病院として当院も「三重県がん診療連携病院」として指定を受けております。
詳しくは以下の治療ごとに当院の治療体制を案内しておりますのでリンクボタンをクリックしてご確認をお願いします。

がん相談支援

患者さんやその御家族のがんに関する相談窓口です。がんに関するさまざまな疑問や悩みごとに相談員が対応します。

相談時間 午前9時~午後5時
担当者 医師、認定看護師、薬剤師、ソーシャルワーカー、ケアマネージャーなど
相談内容 ・病気のことをもっと詳しく知りたい
・他の病院の専門医から話を聞きたい
・医療費の支払いについて相談したい
・仕事との両立について知りたい
・退院後の在宅支援について知りたい など

がんリハビリテーション

がんやがんの治療により生じた疼痛、筋力低下、障害等に対して、二次的障害を予防し、運動器の低下や生活機能の低下予防・改善することを目的として種々の運動療法などを行います。

  • 診療時間のご案内

    平日午前診/9:00〜12:00
    午後診/14:00〜17:00

    休診日土・日・祝日

    ※泌尿器科、救急患者の受入れ、紹介状を持参される場合に一部の診療科は
    鈴鹿回生病院で診察を行っています。

  • 面会時間のご案内

    新型コロナウイルス感染症に対する、
    感染防止対策として入院患者さんの
    面会を中止しておりましたが、
    制限のもと面会を再開いたします。
    引き続き、院内感染防止のため
    ご理解ご協力をお願い申し上げます。
    詳細はこちらからご確認ください。