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鈴鹿回生病院

広報

抗がん剤治療を地域で支える~抗がん剤治療における薬薬連携~ -くすりと健康情報局vol11

健康ひろば

薬薬連携とは、病院薬剤師と調剤薬局などの地域の薬局(保険薬局薬剤師)が治療に関する情報を共有し、連携して患者さんをサポートする取り組みです。当院では、抗がん剤治療を安全かつ安心して継続していただくため、病院と保険薬局がそれぞれの役割を担いながら、切れ目のない薬学的管理を行っています。今回はその内容について紹介します。

1:病院薬剤師の役割とは?

鈴鹿回生病院では、治療開始前や治療変更時には治療のスケジュールや副作用について説明するとともに、肝機能や腎機能などの検査値を確認し、抗がん剤の投与量が適切であるかを確認しています。治療開始後は患者さんと直接面談することで副作用の早期発見に努め、必要に応じ医師に情報提供や処方提案を行っています。
また、保険薬局へ情報提供書を作成し、治療内容や副作用、副作用軽減のため行っている対策などの情報を共有し連携することで、安全で質の高い抗がん剤治療を継続して行えるよう支援しています。

2:保険薬局薬剤師の役割とは?

保険薬局の薬剤師は、薬の飲み方や副作用について説明するとともに、服薬状況や副作用の有無、飲み合わせ等を継続的に確認し、必要に応じて病院へ情報提供を行っています。さらに、抗がん剤治療開始後や治療数日後に患者さんへ電話で連絡し、副作用の有無や服薬状況を確認する「テレフォンフォロー」を実施している保険薬局もあります。

3:病院と保険薬局が連携することで

病院と保険薬局が情報を共有し連携することで、副作用の早期発見・早期対応、服薬状況の確認、薬物相互作用による副作用の防止などが可能となります。

私たちは患者さんやご家族の方が安心して抗がん剤治療を継続できるよう、支援していきます。お気軽にご相談ください。

 -筆者プロフィール-

 薬剤師: 小西 紗矢

 外科病棟での業務に従事するとともに、外来化学療法室での業務も担当。

 日病薬病院薬学認定薬剤師、研修センター認定薬剤師。

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