場所 | 日付 | 曜日 | 種 別 | 担当 | 備考 |
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附属クリニック | 2025/9/2 | 火 | 休診 | 山碕 芳生 | |
附属クリニック | 2025/9/9 | 火 | 休診 | 山碕 芳生 | |
附属クリニック | 2025/9/16 | 火 | 休診 | 山碕 芳生 | |
附属クリニック | 2025/9/30 | 火 | 休診 | 山碕 芳生 |
《日本の大腸癌》
・罹患数;40年で約7倍に増加、2015年から第1位(50歳未満で世界5位、50歳以上で世界3位)
死亡数;第2位、女性は第1位 過去4年間15%増加(男0.8%、女25%)
・大腸菌などの腸内細菌で炎症部位でDNA変異から大腸癌発生させるコリバクチン(colibactin)
毒素の保有率が日本人50% vs 他の地域 19%と日本人は2.6倍以上高い
(2025年5月国立がんセンター)
大腸癌患者:67%、健常者:27%、若年大腸癌は高齢者に比べ3.3倍高い
食物繊維の摂取が炎症を抑える「制御性T細胞」を増加させ、コリバクチン毒素を抑制する
・遠隔転移ない場合:比較的予後良好、癌発生から症状発現までの期間5~7年
《日本の大腸がん検診》
・大腸癌の多くがポリープから発生、便にこすれて出血 毎年の大腸がん検診
・大腸癌発見頻度:2日共陽性:4~8人に1人、1日だけ陽性15~35人に1人
・大腸癌5年生存率:検診発見癌:有症状癌=92.6%:63.8%
・大腸がん検診率:男49.1%、女42.8%、便潜血陽性者の精密検査受診率: 60~70%
・大腸癌死亡数が減少する諸外国に比べ約20%低く、日本は大腸癌の減少傾向がない
・大腸がん検診 便潜血陽性者の精密検査方法が大腸カメラに限定(がん予防関連の文章)
・大腸の長さ、屈曲・蛇行等個人差があり、大腸カメラ困難例・検査時痛み例がある
・大量の下剤、痛み等の受容性の低さから大腸カメラが敬遠、他の検査方法が望まれる
《世界の大腸がん検診》
・欧米は2000年初頭から大腸CT普及、欧州は大腸カメラ不可能 ⇒ 大腸CT確立
米国の大腸がん検診ガイドライン:毎年の便潜血検査+5年毎の大腸CT+10年毎の大腸
カメラと明記、欧米では大腸癌の死亡数が減少
・2016年日本消化器がん検診学会「全大腸カメラで行う事が困難な場合は,大腸CT或いは,
S状結腸カメラ+注腸X線検査併用法のいずれかを実施する」に変更
・国立がんセンターがん対策情報センター「がん情報サービス」:精密検査として 全大腸
カメラ、大腸カメラ+大腸のX線検査(全大腸カメラ困難時) 、または大腸CTと明記
《大腸CT検査》
・日本:2009年大腸CTが大腸カメラと精度上非劣勢を証明、2012年保険収載
・大腸CTは大腸カメラに代わるものではなく補完する検査
ハードルの高い大腸カメラへのきっかけを作る検査として推奨
①便潜血陽性で、大腸カメラによる組織検査やポリープ切除を必要とする頻度
2日間共陽性:約50%、1日のみ陽性:約25% と高くない
②大腸CTは精度同等、下剤量1/10、安全で受容性が高く、大腸CTで見つけた病変に対し、
大腸カメラで処置し、患者の理解、医療資源の確保に繋がる
③大腸閉塞や屈曲・蛇行にて大腸カメラが挿入できない場合でも、炭酸ガスが通過できれば
狭窄部位の口側大腸検索が可能
④保険適応が認められており、大腸カメラと費用は変わらない
・但し、低線量被曝あり、大腸カメラで可能な組織検査やポリープ切除はできない
《鈴鹿回生病院:大腸CTの現況》
・以上の経緯から、大腸CTの需要が拡大しており、鈴鹿回生病院では大腸カメラを捕捉
する、身体に優しい大腸CTを津・鈴鹿・亀山地区として初めて2020年4月から始める。
・ 2022年4月鈴鹿回生病院が県下で初めて大腸CT検査技術認定施設に認定される
・現在三重県下7総合病院で、大腸CT施行、検査施設・検査職員の拡充が課題
・大腸CT外来:鈴鹿回生病院附属クリニック内科外来: ℡:059-375-1285
毎週火曜日15:000~ 担当医:山碕芳生(090-4862-8647)
・大腸CT検査:第2CT室(64列MD-CT):毎週火曜日14:00~臨床放射線技師+山碕
・便潜血陽性
・大腸癌疑い
・大腸ポリープ疑い
・便通異常:便秘・下痢
・下腹部痛精査
・体重減少・腫瘍マーカー高値の精査
・6mm以上のポリープ発見率90%以上と精度確立、下剤服用量が大腸カメラの約 1/10
(200ml)と少なく、検査時間約15分、痛み等の合併症が殆どなく、受容性が高い
・大腸病変の仮想内視鏡像、仮想注腸像、仮想大腸展開像により、病変の部位、大きさ、
深達度、周辺リンパ節腫大等の検索に優れ、病期 (Stage)分類ができます。
・大腸カメラの辛さ等で大腸カメラを拒まれる方、大腸の炎症や下腹部手術既往のため
大腸カメラ挿入が困難な方、出血傾向等合併症を有する方、大量下剤服用を嫌われる方
高齢者の方等に大腸CTは積極的に利用可能です。
・組織生検が出来ない、放射線被曝(低線量利用により腹部単純CTの1/2~1/3程度)、
低い隆起性病変の検出力がやや劣ります。
・検査前数日間身体に優しい下剤を少量服用、検査前日から残渣の少ない電子レンジ対応
の検査食と、タギング(便にタグ=標識を付ける)目的に薄いバリウム製剤32mlを毎食後
服用、泡の出ないお好みな飲料水or お茶約500mlを毎食後飲用
・検査前日の夜、下剤180mlを飲用
・検査当日:検査は午後2時から、朝検査食とバリウム製剤32ml服用、
昼食は絶食、泡の出ないお好みな飲料水or お茶約500mlを12時までに飲用
・CT台上で肛門から柔らかく細いチューブを6cm程挿入、空気より130倍吸収の早い炭酸
ガス(腹満感少ない)を自動送気し大腸を拡張させ、仰向き,右側臥位等の2方向でCT
撮影(低線量)し、A I (人工知能)による大腸の三次元画像を作成 複数の検査技師、読影
医師により大腸病変を解析・読影・報告書作成します。
・CT撮影15分程度後 iPad へ画像を映し、患者・ご家族へ医師による簡単な説明を行います。
・大腸CTにて手術適応のある大腸癌等の病変が発見された場合、下剤等の前処置が済んで
いるため、大腸CT直後の大腸カメラにて組織検査をする場合も有ります。
ワークステーション画面
・仰臥位と右側臥位の2体位で 各種画像を同時表示
仮想切除標本展開画像(VGP:Virtual Gross Pathology)
・手術標本類似の画像で、便の通過する全大腸粘膜面の隆起,途絶の有無等を表示
仮想カメラ像(VE:Virtual Endoscopy)
・大腸カメラ近似の画像で、腸管内腔を観察し、腸管粘膜面の変化を提示
仮想カメラ像+多断層再構築像(MPR:Multi-Planar Reconstraction)
・大腸管腔内外の情報を同時に観察し、病変と周囲の状況、残渣の識別を行う
CT画像(横断CT,冠状断CT,矢状断CT)
・各CT画像断面にて病変と病変周囲の関係、リンパ節腫大等を表示
仮想注腸像(VR:Volume Rendering)
・注腸X線画像類似の画像で、大腸全体の外観を表示
※表を横にスクロールしてご覧ください。
日時 | 場所 | 人数 | |
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外来 | 毎週火曜日 午後2時~ |
鈴鹿回生病院附属クリニック内科外来 | - |
検査日 | 毎週火曜日・木曜日 午後2時~ |
放射線CT室 | 2~3名 |
※大腸カメラ挿入不能時、下剤等の前処置がされており、CT室の空き状況をみて、 大腸カメラ当日の大腸CTも考慮します。
月20名前後、年間200名前後を目標にしております。
2025.7
大腸CT検査・外来担当:山碕芳生
主な専攻分野
消化器外科
所属学会・資格等
マンモグラフィ読影資格、乳腺超音波読影資格、ピロリ菌感染症認定医
ひとこと
食生活の欧米化により罹患数の一番多い大腸癌発見を目的に、便潜血陽性者、大腸カメラを拒否される方に対しても比較的簡易な精検方法である大腸CT検査の普及と啓蒙に尽力していきます。
※表を横にスクロールしてご覧ください。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
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午前 | ||||||
午後 | 特殊外来 | 山碕 (要予約) |
診療科・部門
診療時間のご案内
平日午前診/9:00〜12:00
午後診/14:00〜17:00
休診日土・日・祝日
※泌尿器科、救急患者の受入れ、紹介状を持参される場合に一部の診療科は
鈴鹿回生病院で診察を行っています。
面会時間のご案内
新型コロナウイルス感染症に対する、
感染防止対策として入院患者さんの
面会を中止しておりましたが、
制限のもと面会を再開いたします。
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